サ高住の闇1
サービス付き高齢者向け住宅は、バリアフリーなどの国土交通省が定めた基準をクリアした高齢者向けの賃貸住宅です。
60歳以上の高齢者と60歳未満の介護認定された方が入居対象です
種類は特定施設としての介護型と、民間事業所が運営する一般型があります。
介護型は特定施設なので、定められた基準でスタッフを配置、介護度別の定額で介護サービスを提供します。介護度の重い方や認知症の方などの受け入れも整っています。
一般型は必要なサービスを個人契約して介護保険で介護サービスを提供します。訪問介護や訪問看護などがあります。これは住宅家賃とは別に介護保険から請求します。
訪問介護、看護はケアマネジャーが決めた曜日時間でサービスを提供します。スタッフも少ないのでイレギュラーなことはできません。認知症対応はできかねます。
しかし会社側は営利目的なので、現場の意見など聞かず認知症を受け入れてしまいます。民間は受け入れ基準の規制がなく各施設が決めるからです。
しかも必要でない訪問介護や訪問看護サービスを介護保険で請求できる枠が余っているからと無理やり入れて利用者さんから徴収し施設の収入にしたり、
コロナのクラスターが発生したけど、医療で訪問看護が入れば収益増加になるからとあえて感染防止強化対策はしない
など、悪徳施設も増えています。
今後はガイドラインを整備し監査を定期的に行うなど悪徳施設がこれ以上横行しないようにお願いしたいです。
そして適切な人員体制を確保していただき、利用者さんが穏やかに過ごせるように質の良い介護・看護を提供していきたいです。
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