私と卵巣がんとねこの日記

卵巣がんになった経験と50代夫婦と保護猫との暮らし

がん疑いひとり告知までの経過

こんにちはsetuです



今回は

1今までの健康状態

2下腹部の鈍痛からの婦人科クリニック受診

3大学病院の検査

4ひとりきりのがん告知?

です

 

1今までの健康状態

卵巣がんになるまで、

 

大病もなく、のほほんと

 

51年間過ごしてきました。

 

持病があるとすれば、腰痛もちで

 

4年に1回はギックリ腰、

 

マッサージや鍼に通うくらいでした。

 

婦人科系は38歳から43歳まで

 

不妊治療で顕微授精までしましたが

 

授からず。

 

受診の歳に少し卵巣が腫れ気味、

 

切除した方が安心と言われましたが、

 

その時は多忙であること、痛みや自覚もなく

 

手術が怖いこともあり拒否。

 

その後は定期受診が必要でしたが

 

多忙を理由に受診をすることなく

 

過ごしていました。

 

※今思うと、このときに切除をしていれば、癌までには至らなかったかもしれません

 

2下腹部の鈍痛からの婦人科クリニック受診

 

51歳 令和4年5月に移住先の伊豆から、ふるさとの葛飾区へ引っ越し。

 

転職などのイベントが続き、少し疲れ気味でした。

 

同年7月に鈍痛のような下腹部痛があり、

 

鎮痛剤ロキソニンを内服し軽減、

 

そのまま経過をみていました。

 

※激痛ではなく、なんとなく鈍く痛い鈍痛なのがやっかい

 

元々子宮内膜症で生理痛があり

 

その度に鎮痛剤を内服していました。

 

なので、痛みには慣れていたのかも知れません。

 

生理でもないのに続く鈍痛は

 

ひと月経っても良くならず。

 

さすがに、これはなにかあるかもと

 

8月かかりつけの婦人科クリニックへ行きました。

 

エコーの結果、卵巣嚢腫が4センチになっているが、

 

経過を見ましょうと言われました。

 

自分としては痛みを抱えての仕事は

 

厳しいと判断し、卵巣切除の手術を

 

希望し大学病院を紹介していただきました。

 

※もしこのときに、紹介してもらわなかったら

と思うとぞっとします。

 

3大学病院の検査

翌週予約していただき、すぐに受診。

 

10月末に手術の予約をしました

 

それまでは、術前検査の採血、心電図、

 

レントゲン、CT、MRIで何回か

 

受診が続きます。

 

職場で勤務のお休みなどは、柔軟に対応してくださり

 

助かりました。

 

4ひとりきりのがん告知?

 

検査結果です。主人を車に残し一人で受診。

 

なかなか呼ばれずしばらくして

 

いつもとちがう診察室に案内されました。

 

なんだか静かなお部屋です。

 

その時、おやおや?もしかしてゆっくり話ができる場所?

 

主治医登場

 

検査の結果、卵巣に影があります。 

 

悪いものかも知れません。

 

卵巣癌は手術をしてみないと診断できません。

 

早めに手術しましょう。

 

※あたまの中は真っ白。。。えっ?死ぬのか。

が、最初に思ったこと。

次に会社に診断書書いてもらおう、

保険会社に連絡しよう。。。

割と冷静な自分がいました。

 

「急なお話なので大変かと思いますが、何か気になることありますか?」

 

と主治医の先生が聞いて下さる。

 

告知みたいなものって、家族も一緒に聞くとか

 

ではないんですか?と素直に聞いてしまった。

 

検査結果が出たばかりだったので、この形になりましたと

 

穏やかに説明してくださった。

 

※すいません。気になったので。

 

診察を終え、すぐにナースさんのフォロー、

 

わからないこと、困ったことはないかと声をかけて下さる。

 

※ありがたい。放心状態からの頭フル回転。

 

ひとまず会社へ提出する診断書をお願いする。

 

すぐに書いてくださり、その足で職場へ向かう。

 

外に待機してくれた主人の車に乗る

 

※どうしよう、いつ言う?運転中はまずいでしょ。家帰ってからだよね。でもこのまま職場に行くのに上司に説明するから時間がかかるよ。

で、職場の駐車場で告知。顔面蒼白な主人を車に残し上司に説明に行く。

 

上司に状況を説明して、休職のお願いをしました。

 

同僚ナースは「癌はみんな痩せていくから、あなたは大丈夫よ」

 

とわかりやすい励ましを受け、

 

そうですよねおデブながん患者さんはいないですよね

 

と、妙に安心する。

 

※でもおデブながん患者だった。ははは。。。

 

少し落ち着いた気持ちで主人をみると

 

まだ固まっていた。かなり動揺してる。

 

※運転こわ。。。申し訳ありません。

 

今回の私の気づき(私見です)

  • 卵巣嚢腫は早めの切除が望ましい
  • おデブでも癌になるよ
  • 自分の第六感を信じよ
  • 卵巣がんは切ってみないと診断できない
  • ひとりで癌告知されることはある
  • 家族への癌告知は車の運転が終わってからにしましょう

お読みいただきありがとうございます

 

この記事が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです